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2014年03月13日

第21回韓国慶州ナザレ園慰問

 今年も全国から集まった各支部・分会の代表19名で2月7日(金)より、「韓国慶州ナザレ園」に慰問活動に行ってまいりました。この慰問活動は、組合員みなさんの善意で集まった募金から100万円の寄贈、おばあちゃんたちと交流、そして園の創設者である金理事長と亡くなられたおばあちゃんたちのお墓参りを行います。

 故 金理事長のあと、宋園長先生が運営にあたっておられますが、「金先生との約束を果たすことが私の使命、運命なんです」と強い信念を持っておられます。現在はおばあちゃんたちの平均年齢も91歳となり、認知症や体調を崩されて寝たきりの方もいらっしゃると伺いました。スタッフみなさんのご苦労は並大抵のものではないと思いますが、施設は整然と整理され、温もりに満ちた素晴らしい環境が保たれています。

 私たちが園に入るとやさしい笑顔のおばあちゃんたちが迎えてくださいます。そして、時間の経つのも忘れ、童謡や歌謡曲たくさんの歌を唄い、和やかなひとときを過ごします。その明るい表情からは決して伝わることない辛い経験をなさったおばあちゃんですが、皆さん元気で輝いています。多分、宋園長先生がお一人おひとりに家族のような愛情で接し、お互いが強い絆で結ばれているからなのでしょう。ナザレ園を訪問して人としての心の在り方を学ぶとても良い機会となりました。

 私たちの慰問活動は、ただ単に経済的支援だけでなく、本当の意味でボランティアの原点を知ることです。そして、そこで感じた様々な思いを今後の人生や仕事に活かしていく、それが大切なことだと思います。労働組合としましてもナザレ園慰問活動は今後も継続して支援してまいります。皆さんのご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

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